シックデイとは?

ミッテル開成店薬剤師Sです。

秋から冬へと季節が変わってきました。

朝晩の冷えや、アレルギーなどで体調を崩す人も多くなる時期かと思います。

そこで今回はシックデイについて紹介します。

シックデイとは?

「Sick day〈シックデイ〉:(病気の日)」

→糖尿病をお持ちの方が、発熱・下痢や嘔吐、または食欲不振などで食事が十分にとれないような日のことをいいます。

糖尿病をお持ちの方の血糖コントロールが、うまくいかなくなりやすい日になります。

シックデイ時はどんな対応をしたらいいのか?

・安静と保温につとめましょう

・可能な限り水分補給(1~1.5ℓ)と炭水化物を摂取してください

・インスリン製剤を使っている人は、自己判断でインスリンを中止しないようにしましょう

・こまめに血糖の自己測定をして血糖値と病気の状態の確認をしましょう

・飲み薬を使用している方は、薬の量の調節が必要な場合があります。

(日頃の診察時にシックデイ時の薬の服用について医師に確認しておくようにしましょう。)

こんな時は迷わず受診をしましょう。

・嘔吐や下痢がひどく、1日以上食べられないとき

・38度以上の高熱が続くとき

・血糖値350mg/dLを超える状態が24時間以上続くとき

・低血糖(70mg/dL以下)が続くとき

・対応がわからないとき

ミッテル開成店では、糖尿病薬を内服している患者さん(一部を除く)にシックデイカードを配布し、個々の患者さん毎に服用している薬に関してシックデイ時の対応を記載して、ご説明させていただいております。

シックデイカードについて気になる方がいらっしゃいましたら、お問合わせください。

秋バテについて

桑野店事務のHです。夏バテはよく聞きますが、秋バテは聞いたことがありますか?!

秋バテとは夏から秋への季節の変わり目に生じる身体のさまざまな不調のことで一種の現代病とも言われています。

朝スッキリ起きられない、なんか身体がだるい、疲れやすい、疲れが抜けにくい、食欲がない、昼間の眠気、頭痛、肩こり、冷え、やる気が出ない、気持ちが落ち込む、などなど・・・症状はさまざま。

秋バテは夏の間に冷たいものを摂り過ぎた内蔵冷えや血行不良、冷房と外気の温度差による冷房冷えなど夏の冷えや疲れを秋まで引きずっていることや秋の朝晩の寒暖差など気候や気圧の変化による自律神経の乱れなどが原因と言われています。

秋バテ簡易チェックシートで自分に秋バテの可能性がないか

チェックしてみませんか!

秋バテ簡易チェックシート ※石原新彩先生監修 

□冷たい飲み物が好き

□食欲がない

□入浴はシャワーだけの場合が多い

□胃腸が弱い方だ

□疲れやすい

□麺類などの炭水化物やファストフードを食べることが多い

□暑い日は冷房の効いている部屋でよく過ごす

□トロピカルフルーツが好き

□暑さ、寒さに弱い

□朝スッキリ起きられないことが多い

4個以上のチェックで秋バテの可能性あり!※チェック項目が多いほど秋バテの可能性が高い 

秋バテ対策

⦿適度な運動・・・運動することで全身の血行がよくなり、冷え性や冷えからくる疲れ

だるさ、肩こり、むくみなどの改善に効果あり。

また、運動することでストレス発散にもなり、自律神経のバランスを整え、自律神経の乱れからくる気分の落ち込みや不眠などの症状改善にも役立つ 

※おすすめの運動(一例)・・・ウォーキングなど軽めの運動

               ストレッチや夜寝る前のマッサージ 

⦿入浴(湯船)・・・夏場はシャワーで済ませていた人も湯船にゆっくり浸かり、リラ

ックスして身体の芯から温まることで内臓の働きも良くなり、胃腸の不調、むくみなどの改善や冷え性の改善にも効果あり。

また、ゆっくり湯船に浸かることで筋肉がほぐれ、疲れが取れて自律神経も整い、夜もぐっすり眠れる。

  

  ※おすすめの入浴(一例)・・・38℃~40℃のお湯に長めに浸かる

                 入浴は眠る2~3時間前が理想的

               

⦿食事で身体を温める・・・旬の食材や根菜類には身体を温める性質があり、薬味や香辛料には胃腸の働きを良くして消化吸収を助け、全身の血行を良くして身体を温める作用があります。身体が温まることで冷え性の改善、代謝アップ、自立神経も整う。 

 

  ※おすすめの食材(一例)・・・にんじん、ごぼうなどの根菜類

ぶどう、りんごなど旬の果物

サンマ、鮭、キノコ類など旬の食材

しょうが、ネギなどの薬味

七味唐辛子、胡椒、シナモンなどの香辛料

常温又は温かい飲み物

秋バテかな?と思ったら、適度な運動、入浴(湯船に浸かる)、食事で身体を温めることを意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。

以上、郡山にある地域のコンサルタント調剤薬局ミッテル桑野店からのお話でした。

NOV化粧品 UV EXシリーズ

富田店の事務Yです。
まだまだ暑い日が続いていますね。敏感肌の方でもお使い頂けるNOV(ノブ)化粧品の方から今回はお肌に優しく紫外線からお肌をまもる日焼け止めついてご紹介します。

・SPF・PA値や使用感のお好みに合わせて選べる4種類をご用意しています。
・敏感肌やにきび肌や小児の方にもおすすめです。
・化粧下地としてもお使いいただけます。
・石鹸もしくはお湯で落とす事が出来ます。
・保湿成分ヒアルロン酸Na配合、乾燥を防ぎますので年間を通じて紫外線からお肌を守り優しい商品になっています。

ノブ UVシールドEX


SPF50+ PA++++ ウォータープルーフ 石鹸で落とせる
30g 税込2750円 顔・体用
なめらかなのびでうるおう日焼け止めクリームタイプ。

ノブUVローションEX


SPF32 PA+++ ウォータープルーフ 石鹸で落とせる
35ml 税込2200円 顔・体用
さらっとのびの良い日焼け止めローションタイプ。

ノブUVミルクEX


SPF32 PA+++ ウォータープルーフ お湯でも落とせる
35g 税込2200円 顔・体用
みずみずしく軽いつけ心地のミルクタイプ。
軽い使用感がお好みの方や赤ちゃん・小さいお子様や
クレンジング剤を使用しない男性などにおすすめです。

ノブ UVスティックEX


SPF50+ PA++++ウォータープルーフ 肌色タイプ
税込3300円 顔用 ナチュラルベージュ
べたつかずさらっとした感触のスティックタイプ。
ファンデーションとしても使えます。

・ご使用方法
① 容器から直接塗布する場合
容器から直接お肌の上に線状に出します。
らせんを描くように、優しくなじませます。

② 手に取って塗布する場合
パール粒または100円硬貨大をとります。
手のひら1枚分の広さを目安に優しくなじませます。

現在ミッテルでは、大槻店と富田店でのみ取り扱っております。(お取り寄せの商品もあります)まずは、サンプルをお渡しする事も出来ますのでお気軽にお問い合わせください。

郡山市にある地域の健康コンサルタント
調剤薬局ミッテルからの商品紹介でした。

参考、引用 NOV公式サイト

秋のアレルギーについて

みなさんこんにちは。

大槻店薬剤師のSです。

秋になるとくしゃみや鼻汁増えた(止まらない)、目がかゆい、のどがイガイガするなど、このような症状の経験はありませんか?

もしかすると秋に関係するアレルギーかもしれません。

秋のアレルギー、その原因はどんなものがあるでしょうか?

最初に、これからの季節に注意したいダニアレルギーです。

基本的には1年中ですが、秋はダニアレルゲンが増える季節です。

夏に増えたダニが死にその死骸や糞の量が多くなるためです。

ダニアレルギーをお持ちの方は、秋から悪化しやい傾向があるので注意が必要です。

次に花粉症といえば春のスギ花粉を思い浮かべる人が多いと思いますが、

秋に飛ぶ花粉もあります。

秋の花粉症の原因として多いのは、

ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなど草の花粉です。

ブタクサ等の草の花粉は、樹木の花粉に比べて小さいため、

気管支まで入りやすい特徴があり、

喘息のような咳を悪化させてしまうこともあります。

また秋の気温が高いと、スギの季節外れの開花が起こることあります。

11月を中心に10月から12月にかけて、スギ花粉が観測されることもありますので、

スギ花粉症の症状が強い方は注意が必要です。

秋の花粉症対策も、できるだけ花粉を浴びないことが大切です。

マスクや花粉症用メガネ、花粉が付着しにくい素材の服を着る、帰宅時には玄関で花粉をはらう、帰宅後の洗顔やうがいなど、春の花粉症対策と同じです。

対策をしてもなお、お困りの症状があれば、早めの受診をおすすめします。

薬局では鼻うがいのキットも準備しています。お気軽に声をかけてください。

以上、郡山にある地域のコンサルト

調剤薬局ミッテルからのお話でした。

目薬の小袋について

安積店の薬剤師Hです。

ここ最近、今まで目薬についていた小袋が廃止される動きになっています。

参天製薬のHPをみると、

「環境負荷低減への取り組みの一環として、点眼剤に添付される投薬袋および携帯袋を削減することをお知らせします。(中略)全ての対象製品に対する廃止が完了すると、年間約1.5億枚の使い捨てプラスチック製の袋の削減につながります」

と書いてあります。

スーパーのレジ袋も有料になって久しいですが、目薬にもその流れが来ました。

プラスチックゴミの削減による環境保護ですね。

1つ問題なのが、今まで点眼回数を袋に書いてましたが、これをどうするかです。点眼袋には点眼回数や名前を書く欄があったのですが、目薬の容器にはそのような場所はありません。

そもそも、目薬の容器に油性ペンで文字を書いてしまうと、油性ペンに含まれる揮発成分が容器を通って中の液に溶け込むことがあります。

揮発成分が溶け込んだ目薬を使用すると、目に傷が付くなどの悪影響を及ぼしてしまうので、直接容器に油性ペンで記入しない事をお薦めします。

またシップや防虫剤にも揮発成分が含まれているので、目薬の近くに置かないようにしましょう。そうでないと、シップのスースーする成分が目薬に移ってしまいます。意外とプラスチック容器は気体を通してしまうので、高級なジュースや調味料にガラス瓶が使われてるのは、気体を通さない高い気密性があるからです。

ミッテル安積店ではどちらの目に何回つけるのかすぐ分かるように、目薬1つ1つに「右目3回」等といったシールを貼ってお渡ししています。これなら袋がなくなっても点眼回数を確認できますので、間違えることは減ると思います。

目薬のシール一つにしても工夫がなされています。どうぞ、注目してみて下さい。

郡山にある地域の健康コンサルタント調剤薬局ミッテルからのアドバイスでした。

岡山とはどんな岡か

こんにちは。

ミッテル開成店薬剤師のYです。

今回は、5/29より3日間開催されました第68回日本糖尿病学会学術集会についてです。

会場はタイトルにもあるように岡山県。

郡山から新幹線に揺られること約5時間、岡山駅に到着。

とても賑わいがある駅で高層ビルがたくさん。

多くの人に圧倒されながら学会会場へ。

今回の会場は西口エリアに4会場、東口エリアに2会場の計6会場ありました。

会場間は近く、学会などのイベントにもとても使いやすい場所でした。

学会開催中は晴天。さすが晴れの国おかやま。

学会の内容としては、薬局の薬剤師の視点で気になったところをメインで聞いていたので、話題になっていることに偏りがあるかもしれませんが、

・最新の持続血糖測定(CGM)

・インクレチン関連薬

・スティグマ・アドボカシー活動

・糖尿病性腎症

このあたりがとても気になる内容として聴講いたしました。

学んだことは、今後の地域医療に貢献し、周知していきたいと思います。

さて、学会の隙間時間や学会最終日の翌日に

岡山の観光をしてきたので軽く紹介したいと思います。

まずは食事。

岡山グルメとして食べたのは、デミカツ丼、カキオコ、ままかりずし、ぶっかけうどん。

他にも気になるものはたくさんありましたが、あまり時間がなかったので断念。

デミカツ丼はカツにデミグラスソースをかけた岡山グルメ。カツの和とデミの洋がマッチする和洋折衷などんぶりでした。

ままかりずしはニシン科の魚の「サッパ」を酢漬けしたお寿司。私は美観地区のお店でいただきました。青臭さも全くなく、お酢の酸味が程よく調和し美味でした。併せてぶっかけうどんもいただきました。カモ井さんのぶっかけうどんは黒豆のきな粉が練り込まれているうどん。もちもちなうどんで、少し甘めのつゆが絡み美味しかったです。

観光はまず岡山城散策。岡山城は県名の由来になるほどの影響があるお城で、本丸と天守閣を築いたのが小さな丘だったことから「岡山」がついたそうです。

そんな岡山城、目に留まったのは城の色。黒がかっこよく美しいお城。黒い下見板張りの外観から別名「烏城(うじょう)」とも呼ばれているようです。

次に電車に揺られて、倉敷に。倉敷の美観地区の風景は趣があり、川沿いの風景はレトロモダンな雰囲気で、別世界に行ったような感覚に。

そして川沿いの雰囲気はどこかで見たことがある雰囲気…

私の好きな実写映画、るろうに剣心でみたことある風景。

観光中は情報不足のため行っていないのですが、倉敷館前にある「中橋」周辺で撮影が行われたそうです。

聖地巡礼はできなかったのですが、美観の風景にはとても心が躍りました。

またいつかゆっくり観光に来たいと思います。

学会を通して新しいことを学び、観光を通して古き良きを学ぶ。

天候にも恵まれ、とても素晴らしい学びができた岡の旅となりました。

百日咳が流行っていますね

こんにちは。

桑野店薬剤師のNです。

わたくし野球観戦が趣味なのですが、先月の20日に仙台で楽天イーグルス対千葉ロッテマリーンズの試合を観戦して来ました。天気予報では暖かくなるとのことで、半袖Tシャツ1枚でルンルンで出かけました。しかし実際の天気は曇りで風もそこそこ吹いていて肌寒く、温かい飲み物を飲みながらの観戦でした。

その日次の日の体調はいつもと変わらずだったのですが、2日後の朝に喉の乾燥と痛みがありそこからズルズルと鼻水、咳の症状も出て来てしまったのです。ただの風邪だと思い1週間もすれば勝手に治ると思っていたのですが、(薬剤師なのに薬も飲まずに、、)かえって悪化してしまった。
今月の5日にも千葉で楽天イーグルス対千葉ロッテマリーンズの試合観戦しましたが、声がカスカスで全く盛り上がれず。。

休み明けに病院を受診して薬を服用し、やっと体調が戻ったのは2週間半後でした。

もしかしたら感染症にでもかかっていたのかなあ。

今年百日咳の患者数が過去最多を更新しています。

百日咳は世界的に見られる疾患で、いずれの年齢でもかかりますが、小児が中心となっています。母親からの免疫が十分でなく、乳児期早期から罹患する可能性があり、乳児(特に新生児や乳児期早期)では重症になり、肺炎、脳症を合併し、まれに死に至ることもあります。

百日咳の主な症状

1. カタル期(約2週間持続) :かぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなります。

2. 痙咳期 けいがいき(カタル期の後に約2~3週間持続):次第に特徴ある発作性けいれん性の咳(痙咳)となります。夜間の発作が多いですが、年齢が小さいほど症状は多様で、乳児期早期では特徴的な咳がなく、単に息を止めているような無呼吸発作からチアノーゼ(顔色や唇の色や爪の色が紫色に見えること)、けいれん、呼吸停止と進展することがあります。合併症としては肺炎や脳症などもあり特に乳児では注意が必要です。

3. 回復期:激しい発作は次第に減衰し、2~3週間で認められなくなります。成人の百日咳では咳が長期にわたって持続しますが、典型的な発作性の咳を示すことはなく、やがて回復に向かいます。全経過で約2~3カ月で回復します。

百日咳の予防には、5種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)等の接種が有効です。

一度ワクチンを打った方でも、追加ワクチンが有効なようです。

感染症の予防の基本は手洗いうがいです。

私のように体調を崩してしまった時はそのままにせず、すぐに病院を受診されてくださいね。

引用:

NHK(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250415/k10014779761000.html

厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-23.html

以上、郡山にある地域のコンサルト

調剤薬局ミッテルからのお話でした。

お酒とお薬について

こんにちは、富田店Yです。

最近暖かくなってきましたね。

春になると歓迎会や花見などお酒を飲む機会もありますよね。僕もお酒大好きです。

今回はそんなお酒とお薬の相性についてお話していきます。

結論をいうとお薬とお酒は一緒に飲んではいけません。

基本的にはぬるま湯で飲みます。

お薬を渡された際「お酒は控えてください」と薬局で言われたことはありませんか?

ではお酒と一緒に飲んでしまうといったいどうなってしまうのでしょうか?

・睡眠導入剤

 効果が強く出てしまいふらつき、物忘れなどの副作用が強く出てしまう可能性があります。場合によっては意識障害や呼吸障害を引き起こす事もあります。お酒を飲むとよく眠れそうと思う人もいるかもしれませんが実は逆効果で一時的に寝付きは良くなりますが後半はアルコールが分解される事で眠りが浅くなると言われています。

・解熱鎮痛剤 

 胃が荒れやすくなってしまいます。

 またアセトアミノフェンだと肝臓への負担が大きくなってしまい肝障害を起こしてしまう可能性があります。

・糖尿病治療薬

 アルコールによってブドウ糖の合成が抑えられて低血糖になってしまう可能性があります。

 また中でもメトホルミンは大量のお酒を飲むと乳酸が分解されにくくなる事やお酒の利尿作用で脱水になる事が原因で乳酸アシドーシス(吐き気、腹痛、下痢、体のだるさ、ひどい場合は昏睡状態になる)の副作用が出やすくなります。

他にも花粉症治療薬や咳止め、筋肉の緊張をやわらげる薬などお薬をもらうときに「眠気、ふらつきに注意してください」と言われたものはアルコールによって出やすくなる可能性があります。

またここに出てきていなくてもアルコールが薬の分解する酵素に影響を及ぼす事で思いもよらない症状が出る場合もある為お薬とお酒は一緒に飲まない方が賢明です。

じゃあどのくらい間隔を空けていいのでしょうか?

基本的にはアルコールが抜けてから薬を服用しましょう。

これは目安になりますがアルコールを分解するのにかかる時間は以下の通りです。

飲酒量アルコールの重さ(g)アルコールが体内から消える推奨時間
ビール(5%):小グラス一杯(100ml) ワイン(12%):ワイングラス1/2杯(40ml)4g1時間
ビール(5%):350ml14g3.5時間
ビール(5%):500ml チューハイ(7%):350ml 日本酒(15%):160ml(0.8合) ワイン(12%):ワイングラス2杯(200ml) ウイスキー(40%):ダブル一杯(60ml)20g5時間
ビール(5%):1L40g10時間

              ※参照:国土交通省「飲酒に関する基礎教育資料」

https://www.mlit.go.jp/common/001283559.pdf

性別、年齢、体格、体質、体調によっても差があり、また服用する薬の種類でも注意する度合いも変わってきます。

気になる方は医師・薬剤師に確認しましょう。

以上、郡山にある地域の健康コンサルタント調剤薬局ミッテルからのアドバイスでした。

大槻店のリニュアルオープン

みなさんこんにちは。

大槻店薬剤師のAです。

今回は、3月3日にリニューアルオープンした大槻店を紹介したいと思います。

☆待合室☆

旧店舗と比べてかなり広くなり、患者さん同士の距離もゆとりが出来ました。

実際に患者さんからも「広くなって良いですね!」とお褒めの言葉をたくさん頂いてます。

☆キッズスペース☆

受診して、薬局に来て…お子さんも疲れてしまいますよね。

少しでも待ち時間が楽しくいられるように、絵本やおもちゃなどを置いています。

ここでの過ごし方はなんでもアリ。

クッションマットを敷いているので、ゴロゴロ寝転がっているお子さんもいますよ。

☆投薬カウンター☆

投薬カウンターの数も増えました。

仕切りの高さもあり、プライバシーに配慮しています。

☆駐車場☆

今では貴重な、旧店舗、新店舗が並んでいる写真です。(正面から撮れば良かったと少し後悔しています…!)

現在旧店舗は解体されており、駐車場になる予定になっています。

他にもOTCスペースや感染対策コーナなども設けております。

まだオープンしたばかりの大槻店。

大槻店スタッフも、「これはこっちが良いかな?それともこっち…?!」と日々試行錯誤しながら店舗のバージョンアップに勤しんでいます。

ぜひ、お薬の相談や、OTCの買い物だけでも足を運んでみてくださいね!

おくすり手帳について

安積店の薬剤師Hです。みなさんはお薬手帳をお持ちでしょうか。

いつ、どこで、どんなお薬を処方してもらったかを記録しておく手帳のことです。

最近は携帯のアプリを使用している方も多いと思います。

お薬手帳は1993年に起きた「ソリブジン事件」がきっかけで作られました。

ソリブジンはヘルペスという皮膚疾患の治療薬で、効果も優れており良く使われましたが、ある種の抗がん剤と飲み合わせが悪く、その副作用で十数名の方が亡くなってしまいました。ソリブジンが販売されてからわずか2カ月もたたない間の出来事でした。

当時はほとんどの薬が病院の窓口で出されてましたが、別の病院の薬との飲み合わせは考慮されていませんでした。また、がんなどの重い病気は本人に知らされていませんでした。

そのため、知らず知らずのうちに飲み合わせの悪い薬を飲んでしまっていたのです。

このソリブジン事件をきっかけに、薬の飲み合わせを確認するツールが必要だという事になりました。そして生まれたのがお薬手帳です。飲んでいる薬を手帳に記入する事で、病院や薬局で薬の飲み合わせをチェックすることが出来るようになりました。これにより副作用や悪い飲み合わせを避けることができるようになりました。

また、東日本大震災や能登半島地震など災害で病院の機能やカルテが失われてしまった時、お薬手帳などから薬の内容が確認できれば、処方箋がなくても薬を受け取ることができました。

令和2年の内閣府世論調査では71.1%の方がお薬手帳を利用していると答えています。

お薬手帳はあなたの身を守るツールであり、非常時の助けにもなります。

なのでいざという時のために、すぐに用意できるようにしておくのが良いです。

箪笥の奥にしまって、だれにも場所が分からないようになっていませんか。

携帯のアプリを使用している方は、あなた以外の方がロック解除できるようになっているでしょうか。お薬手帳のアプリやパスワードを知っている方はいるでしょうか。

あなたの意識がなくなって救急車を呼んだ時、すぐにあなたのお薬手帳を用意することが出来る方はいるでしょうか。

いざという時にすぐに活用できるように普段から準備をしておく事で、ご自身の体を守る事につながります。

以上、郡山にある地域の健康コタント調剤薬局ミッテルからのアドバイスでした。