こんにちは ミッテル桑野店事務Sです。
コロナも少しずつですが落ち着いてきて
R5年3月13日からマスクの着用が個人の判断となりました。
しかし、医療機関などに受診する際にはマスクの着用が推奨されています。
薬局ではマスクのサイズや違いなど患者様から質問を受けることがあります。
そこで、今回はマスクの選び方についてお話ししたいと思います。
マスクを購入する際に袋や箱のパッケージの表記を気にされたことはありますか。
その中でも「PFE・BFE・VFE」の表示がされているものがあるかと思います。
「PFE(Particle Filtration Efficiency):微粒子捕集(ろ過)効率試験」
インフルエンザ、ウイルス単体、結核菌ウイルスなどの約0.1㎛サイズの粒子のろ過効率です。
「BFE(Bacterial Filtration Efficiency):バクテリア飛沫捕集(ろ過)効率試験」
花粉や咳、くしゃみに伴う水分を含んだ約3㎛サイズの粒子のろ過効率です。
「VFE(Viral Filtration Efficiency):ウイルス(ろ過)効率試験」
一般的なウイルスやウイルスを含んだ飛沫などの約0.1~5㎛サイズの粒子のろ過効率です。
これらの表記はマスクのフィルター部分の性能を表しているもので、ウイルスや花粉などがフィルターを通してどのくらいろ過できているかを示しています。
そのためこの数値が大きいほどマスクバリア率が高いものになります。
例えば、インフルエンザ対策などには「PFE・VFE」
花粉の予防などには「BFE」が高いものを選んでみてください。
しかしマスクの性能がいいものを購入しても、自分に合うサイズを付けなければ効果が下がってしまいます。
鼻や頬に隙間ができてしまったり、顎までしっかり覆われていなければ性能がよくても無意味になってしまいます。
ご自身で簡単にできるサイズの測り方があるので参考にしてみてください。
①右手か左手どちらかでL字型を作ります。
②親指で耳の付け根の一番高いところを、人差し指で鼻の一番高いところから1センチずらした所を同時に押さえます。
③親指から人差し指までの直線距離を測り、マスクのサイズにあてはめます。
おすすめサイズ
- 9~ 10cm ⇒ 子供用サイズ
- 10.5~12.5cm ⇒ 小さめサイズ
- 12~14.5cm ⇒ 普通サイズ
- 14cm以上 ⇒ 大きめサイズ
参考:日本衛生材料工業連合会
上記を参考に自分に合うマスクを選んでみてください。
またマスクの種類やサイズなど分からないことがあれば、
お気軽にスタッフまで相談ください。
郡山にある地域の健康コンサルタント
調剤薬局ミッテルからのお知らせでした。