山登り沼の招待状

大槻店事務のSです。 今回は私の趣味の話をします。 若い頃は「登山」なんて苦しくて辛くて、何が楽しいんだろう?と思っていました。 数年前友人に誘われて、近郊の低山に登った経験からすっかりはまり、趣味になりました。 登山には人それぞれ楽しみ方があって、頂上を目指して眺望を楽しむだけではなく、 道中の草花や樹木を眺めたり、写真を撮ったり、歌ったり、おしゃべりしたり、 タイムを競って走ったり、料理をしたり、地形や地層を観察したり、数え上げたら きりがない程あります。マウンテンバイクで登っている人を見かけた事もあります。

安達太良山の紅葉

小さな歩幅で歩くことが疲れないコツで、一歩ずつ歩いているうちに高い場所に到着しています。 山の中は市街地と違って危険がいっぱいあります。携帯電話の電波が入らない場所があったり、 熊やイノシシ、鹿などの動物やスズメバチなど昆虫にも気を付けなければなりません。 必ず登山届を提出する、家族などに行先を伝えておく、明るい時間に下山するなども必要です。 一番気を付けなければならないのが、道迷いです。

登山は持久系の運動なので内臓脂肪を効率よく燃焼できます。未整地面や滑りやすい急斜面など 自然の中を歩き、季節の移り変わりも実感し、森林浴効果もあり心身がリフレッシュします。 坂道を長時間荷物を背負って上り下りする為、心肺や全身の筋肉に負荷を掛かり、糖尿病や 高血圧の予防になり健康寿命の延伸、医療費削減に効果をもたらす期待ができるかもしれません。

花が咲いていると疲れている体が少し楽になります

年齢が上がるにつれて骨粗鬆症が身近に起こりつつあります。骨は、骨を作る細胞と壊す細胞 とのバランスによって新しい骨が作られています。カルシウム源となる食品を摂取しても 骨は強くなりません。せっかく体が吸収したカルシウムを確実に骨にするのは、ビタミンD 太陽の光です。そして運動と重力を掛ける事です。アップダウンを繰り返す山道を歩くので 登山は骨に負荷が掛かり、骨組織を強化することが出来ます。

福島県内には吾妻連峰(西吾妻山)、安達太良山、磐梯山、飯豊山、会津駒ケ岳、燧ケ岳、 那須連峰(三本槍岳)の7座の日本百名山があります。 郡山市のある中通り地方の山を紹介します。

まずは家から見える近くの低山から歩いてみませんか? 装備はあるものから始めて、あったらいいなと思うものを少しづつ揃えていくと楽しいです。

楽しく予備知識を学んでから山登りにチャレンジすると安心感もあります。 山の天候は変わりやすく、何があるかわからないので、装備品は忘れ物がない様に気を付けます。 秋の季節は、栗やどんぐりが落ちていたり、色々な色や形のきのこが生えていたりします。 紅葉も場所や行く日によって色が違うので、錦の絨毯を満喫して下さい。 下山後、登山口近くにある温泉に浸かって疲れを癒してから帰宅するのが私のお気に入りです。 郡山にある地域の健康コンサルタント調剤薬局ミッテルからのお話でした。