こんばんは、ミッテルの高橋です
平成24年10月25日に
福島県医科大学放射線健康管理室 教授 大津留晶先生から、
「『放射線の健康リスク』~食品を中心に~」
のご講演を拝聴しました。
せいの内科クリニック「開成会」主催の講演会で、
放射能と食品の安全性について全員で討議し
どうしたら福島でよりよい生活を送れるかということを考えました。
福島県第一原発事故の経過と現況や、
放射線健康リスクを理解するものさしについて
ご講演いただき大変興味ある内容でした。
健康リスク環境汚染核種は、
l-131(ヨウ素),Cs-134,137(セシウム)が主体で、
Sr(ストロンチューム),Pu(プルトニュウム),は非常に低いレベルであり、
食品・水の検査、出荷規制などにより、内部被ばくは十分低減されているが、
今後もWBCを含め継続する必要があるとのことです。
(現在、空気や水は心配いらないし、l-131も検出していないということです。)
事故前と比べると空気線量率の高い地域はあり、
外部+内部被ばく線量が1mSⅴを超えることはあるが、
大多数ではよく低減されているそうです。
今後、長期的な健康リスクに対しては、
多角的な視野から健診などと組み合わせて見守ってゆく必要がある。
とのことでした。
私たちミッテルスタッフ一丸となって、
これからも福島県民の為の地域医療に貢献していきたいと思います!