こんにちは。富田店薬剤師のSです。
じめじめとした梅雨も明けて夏本番になり、足元はサンダルで涼しく!おしゃれに!と思ったら・・・あれ!?爪が変色している!??
もしかしたらそれは「爪水虫(白癬)」かもしれません。
爪水虫は誰にでもかかる可能性のある身近な病気で、実に日本人の約10人に1人が爪水虫に感染しているデータもあります。
原因は「足水虫」と同じ「白癬菌(はくせんきん)」というカビの一種です。
多くの場合、足に感染した白癬菌が爪に入り込むことで爪水虫になります。
症状としては、
・爪全体が白、もしくは黄色っぽく変色する
・濁った色になる
・爪の周りがガサガサになってくる
・爪が変形、分厚くなってくる
・爪がもろくなり、ボロボロとはがれてくる
といった症状がみられます。
爪には神経もないため、特に痛みもなくかゆみもないため気づきにくいのが難点です。
爪水虫は人にうつるの?
足水虫と同じように「人にうつる」感染症です。性別・年齢問わず誰にでもうつる可能性があります。
うつさない方法は?
1番の方法は適切な治療を受けること!
一緒に暮らす方への配慮として、
・帰ってきたら足を洗う
・部屋のこまめな清掃
・バスマットやスリッパは共有しない
などがあげられます。
症状が進むと痛みを伴うようになり転倒したり、歩くことが困難になる恐れも。
健康で長生きするためにも爪の異常は放置しないようにしましょう!!
郡山にある地域の健康コンサルタント調剤薬局ミッテルからのお話でした。
参考・引用:爪に変色・変形はありませんか?爪水虫情報サイト|佐藤製薬
爪水虫情報サイト|科研製薬株式会社