視力検査

安積店の薬剤師のHです。
視力検査の時、なんとなく見えるけど
答えていいのか迷う事ってありませんか?
例えば下の図のように見えた時




なんとなく右だとわかるけど、
ハッキリとはわからない。
これを答えたら、本当の視力よりも良い判定にされて
ちゃんとした検査にならないんじゃないか。
とか考えることってないですか。

視力検査で使うこの「C」に似たマークは、
ランドルト環と言います。
実は一般的な視力検査では、このCのマークが
どの方向を向いているか一瞬でもわかれば
答えてしまって大丈夫です。
なぜかと言うと、この視力検査で計っているのは
いわば「視力の最大値」だからです。

そもそも視力とは何でしょう。
日本大百科全書によると、「目の解像力であり、
実際には2点を2点として識別できる能力をいう」
とあります。
ちょっとわかりづらいですね。
例えば黒い点が1つだと、目が悪くてぼやけても
点が1つあることが分かります。


しかし点が2つあると、目が悪い場合は
これが1つに見えてしまいます。

ランドルト環のCの隙間は、点と点の隙間を意味しています。
うっすらでもぼんやりでも、隙間が見えているということは
2つの点をちゃんと識別できているということです。

ぼんやりとでも見えているのに、
「見えない」「分からない」と答えてしまうと
かえって正確な視力が測れなくなるので注意してください。
郡山にある地域の健康コンサルタント
調剤薬局ミッテル
からのアドバイスでした。

12月の健康教室~運動、音楽、野菜・お菓子の販売~

12月6日の健康教室は、初の試みで運動だけでなく、他社さんのご協力のもと音楽鑑賞と野菜・お菓子の販売も行いました。いつもの様に全身のストレッチ、筋力強化、脳トレになるグーパー体操で全身を動かした後は、キーボード・ギターの演奏に合わせ歌を歌い、少しでも参加された皆さんにとって癒しの空間になったのかなと思います。野菜・お菓子にも興味を持って頂き、大いに盛り上がった素敵な空間でした。




これからも、このようなイベントを通して地域のための薬局として、健康増進を図っていきたいと考えております。

今回参加頂いた方、ありがとうございました。ご協力して頂いた素晴らしい皆さんのおかげで大成功でした。感謝いたします。

健康教室は、どなたでも参加できますので、ぜひ、お問い合わせ頂けたらと思います。

意外と簡単!血糖値を上げないためのポイント~食事編~

開成店の薬剤師Sです。

健康診断などで「血糖値が高いですね」と指摘されたことはありませんか?
言われたことはあるけど、どうしたらよいかわからない方も多くいると思います。

血糖値をコントロールするためには食事と運動のバランスが大切です。
今回は食事に着目して、血糖に良い食事方法をご紹介をします。

【血糖を上げないための食事のポイント】

①野菜料理を1品増やして、野菜から食べる
野菜を先に食べることで血糖値の上昇が緩やかになるため、高血糖予防に効果があります。

②水やお茶をしっかり飲む
脱水の状態は高血糖を助長します。こまめに水分補給する習慣を身につけましょう。

③かむ回数を5回増やす
かむ回数を増やす工夫として、食事の時間に余裕を持つ、食事を大きめに切る、歯ごたえのある食材を選ぶなどがあります。

④食後2時間以上あけてから寝る
健康な人は食後2時間後には血糖値が正常値に戻ります。
しかし、食事と就寝までの時間が短いと血糖値が高い状態で寝ることになり、寝ている間もその状態が続きやすくなってしまいます。

⑤夕食後すぐに歯を磨く
歯磨きをした後は、食べたい気持ちが抑えられると思います。
夕食後の歯磨きをできるだけ早く行い、夕食後のダラダラ食いを避けましょう。

血糖値が高い状態が続くと血管が傷つき、合併症の原因となります。
また、血管が傷ついてしまうと、程度によっては血糖値を良好にしても血管や臓器が元の状態に戻らない場合もあります。
そうならないために今回ご紹介した食事方法をぜひ実践してみてください。

最後に、今回参考にさせていただいた著書の紹介です。
血糖値や、糖尿病を防ぐためのポイントについて詳しく書かれています。
気になった方はぜひ読んでみてください。

郡山にある地域のコンサルタント
調剤薬局ミッテル
からの紹介でした。