子どもによるお薬の誤飲

桑野店事務のHです。ご自身のお子さんやお孫さんが見ていないところで何かを舐めたり口に入れていてドキッとしたりヒヤッとした経験はありませんか?

子どもは5ヵ月位になると物を掴めるようになり、手にした物を何でも舐めたり口の中に入れようとしたりします。

もしそれがお薬で誤って飲んでしまったら、何らかの症状や影響が起こる事もあるため注意が必要となります。

子どもによるお薬の誤飲の9割以上が自宅で発生しており、身近にある物を何でも口に入れようとする生後6ヵ月頃から目立ち始めます。

そして子どもの誤飲には年齢や発達段階によって変化する行動特性が影響していると考えられています。

⦿年齢別による「行動の特徴」「誤飲の特徴」「防止対策」

  • 6ヵ月頃から1歳半頃まで

「行動の特徴」

・身近にある物を手に取り何でも口に運ぶ

「誤飲の特徴」

・錠剤のシート、粉薬の包装、塗薬のチューブなどをそのまま噛んで破くなど通常ではない取り出し方で誤飲

「防止対策」

・お薬は子どもの手が届かない見えない場所に保管

・お薬の服用、使用後はすぐに元の安全な場所に片づける

  • 1歳半頃から2歳頃まで

「行動の特徴」

・周囲への興味や関心が高まり人の模倣をする

「誤飲の特徴」

・足場を使って高い場所にあるお薬を取り出し、錠剤のシート、粉薬の包装、塗薬のチューブなどを通常の取り出し方で誤飲

「防止対策」

・安全な場所に保管するとともに鍵のかかる場所や取り出しにくい容器などに入れるなど複数の対策をする

  • 2歳頃から

「行動の特徴」

・興味を持って好んで手に取る

「誤飲の特徴」

・自分で足場になるものを持ってきて高い場所にあるお薬を取り出し、シロップなど甘く味付けしてある水薬、チュアブル錠やゼリー状のお薬をジュースやお菓子と間違えて多量に誤飲

「防止対策」

・大人がお薬の出し入れをする行為やお薬を飲む行為を子どもに見せないようにする

・冷蔵庫でジュースなどの飲み物と一緒に並べて保管しない

・お菓子と間違えるような容器に入れて保管しない

⦿誤飲してしまったら吐かせるべき?

お子さんがお薬を誤飲してしまったら慌ててしまい、一刻も早く体外に出さなければとお薬を吐かせようと思うかもしれませんが、自己判断で無理に吐かせることはお勧めしません。まだ飲み込まずに口の中にある状態のものであれば取り出してください。

⦿誤飲してしまった場合の対処方法

まずは慌てずに誤飲の起こった時刻、お薬の名前、飲んだ量(錠数、少量、多量など)、お子さんの状態(顔色、元気の有無、悪心、嘔吐の有無など)を確認した上で、すぐに医師や薬剤師などの専門家や専門の相談機関に連絡をして指示を仰ぎ、必要に応じて医療機関を受診しましょう。

誤飲したお薬の種類やお薬の量によっては重篤な症状を生じさせる可能性があるため、ネットなどで検索した情報を参考に自己判断することはやめましょう。

⦿主な相談機関

★こども医療でんわ相談

全国同一の短縮番号 ♯8000 をプッシュすると、お住まいの都道府県の相談窓口

に自動転送され、小児科医・看護師さんから症状に応じた適切な対処の仕方や受診する

病院等のアドバイスを受けられます。

★公益財団法人日本中毒情報センター 中毒110当番・電話サービス

一般専用電話(365日24時間対応)(情報提供料:無料)

・つくば中毒110当番:029-852-9999

・大阪中毒110当番 :072-727-2499

★調剤薬局ミッテル桑野店

 子どもさんがお薬を誤飲してしまった場合は勿論、お薬のことで何かお困りの際は

下記連絡先までお気軽にご相談ください。

・024-939-0511

⦿子どもの好奇心、行動力は、大人の想像をはるかに超えています。

お薬の誤飲が起こらないよう、みんなで子どもたちを守っていきましょう。

郡山にある地域の健康コンサルタント

調剤薬局ミッテルからのお話でした。