近視の話

安積店の薬剤師のHです

今回は近視に関して書きたいと思います。

筋肉は使うほど強く丈夫になるのに、

目は使うほど悪くなっていきます。

勉強を頑張れば、視力が悪くなる事もあります。

仕事でパソコンを使う方もそうでしょう。

目が悪くなれば眼鏡をかけるようになることもあります。

眼鏡は不便で邪魔。小さい子が眼鏡をかけていると、

もっと外で遊ばないから、目が悪くなったのだと言う人もいるでしょう。

しかしながら近眼=悪、とは必ずしも言えません。

本やパソコンなど近くのものを見ていると目が疲れますが、

目が悪い人よりも、目が良い人のほうがより疲れやすくなります。

近くを見るとき、目は毛様体筋という筋肉を収縮させて、

水晶体というレンズを厚くする事でピントを調整しています。

近眼の人は近くにピントが合っているので、

筋肉がちょっと収縮すればピントが合います。

しかし目がいい人は遠くにピントが合っているので、

毛様体筋がかなり頑張らないと近くにピントが合いません。

毛様体筋が頑張るほど目の疲れは激しくなります。

目が疲れると、肩こり、頭痛といった症状も出てきます。

そう考えると、勉強を頑張ったから目が悪くなった、のではなく、

勉強を長時間行っても、疲れないように目が進化した、

と言うこともできます。

マラソン選手が訓練して長距離を走れる足や心臓を手に入れたように、

長時間の学習や仕事でもこなす事が出来る目を手に入れたのです。

目が悪くても、遠くが見えるように合わせた眼鏡やコンタクトをつけて

近くを見れば、同じ理屈で目の疲れがひどくなります。

遠くが見える=目が良い。遠くが見えない=目が悪い

という考えがあるから、遠くを見えるように眼鏡を作ると考えるわけですが、

それは近くを見る作業には向いていません。

近くを見ることが多いのなら、近くに焦点を合わせた眼鏡をかけたほうが

圧倒的に楽になります。

眼科にかかれば、視力検査だけではなく、目の状態について検査も受けられ、

使用目的に合った眼鏡の処方箋を書いてもらうことができます。

受験勉強や仕事で目の疲れがひどい方にはお勧めです。

郡山にある地域の健康コンサルタント調剤薬局ミッテルからのアドバイスでした。