開成店事務兼登録販売者のOです。
今回のテーマは、マスクです。
日本では、コロナ流行する前から、花粉・黄砂・PM2.5・インフルエンザ対策、男性の髭隠し、女性のすっぴん隠し、マスクなしでは人と接することができないマスク依存症候群等、日本人は、マスクを生活の中に取り入れた生活をしていましたが、2019年12月新型コロナウィルスが中国で発症してからは、世界中の人々が鼻と口をマスクで覆う生活がはじまりました。
いろんなマスクがある中で、感染対策効果が高いのは、不織布マスクになります。多くの人が利用している不織布マスク、正しく利用出来ているか、確認してみましょう!
【マスクの正しい付け方】
①まず手洗いをする。
②ノーズフィッターがある方を上にし、マスクを立体的に広げ、顔にあてる。ノーズフィッターを鼻の曲線に沿って折り曲げ隙間を防ぐ。
③そのままマスクを当てた状態で耳ゴムを耳にかけます。
【マスクを正しくつけるポイント】
今のマスクには、ノーズフィッターが付いているので上下は、わかりやすいですが、表裏の判断が困る時があります。マスクによって、マスクの紐の付け根が内側になるタイプと外側になるタイプがあるからです。各メーカーの説明書を読んで正しくつけることが大事です。しかし、個包装のタイプで持ち歩いてわからなくなってしまった時は、次のことを参考にしてください。
階段型もオメガ型も一番下のヒダが下向きになっています。またマスクにメーカー名が刻印されている時は、文字が正しく読めるのが表側(外側)になるので、参考にしてみてください。
【マスクの正しい外し方】
①ゴムの部分を持って耳から外し、フィルター部分に触らないように捨てる。
②使い終わったらビニール袋に入れてから捨てるか蓋付きのゴミ箱に捨てる。
☆不織布マスクは、使い捨てが基本です。コロナが流行しはじめた時は、マスク不足で洗って使い回した方も多かったと思いますが、洗ってしまうと、不織布マスクの効果が減少してしまうので、使い回しは、辞めましょう。
最後に、マスクのはじまりのお話です。マスクの起源は、なんと1世紀にはじまりました。ローマの鉱山で働く人々を赤い酸化鉛の塵から守る為に、動物の膀胱を利用していたそうです。日本では、明治初期に、炭鉱で働く人々の粉塵よけで、真鍮製の金網を芯にして、布地をフィルターとして、取り付けしたものが、はじまりでした。人類は、人類の体を守る為にマスクつけ、マスクも進化して今日に至っています。マスクを、正しく身につけて、私達自身の命を守っていきましょう!
郡山にある地域の健康コンサルタント
調剤薬局ミッテルからマスクに関するお話でした。