本当は凄い!!理学療法士が伝えるラジオ体操!

富田店のT.Kです。実は私は、理学療法士で、一言でいうと「体を動かす専門家」です。
「薬局なのになぜ体を動かす専門家がいるの?」と思う方もいると思いますが、これからの薬局は、薬を渡すだけでなく、地域の皆様の健康を総合的にサポートする事が求められています。
ミッテルでも、地域の皆様の健康をサポートできるような薬局を目指していますが、薬だけではなく体の事や運動の事もサポートできるような薬局になる事で、少しでも地域のためにお役に立てるのではないかと考えています。現在の所、理学療法士の具体的な活動はありませんが、今後、心身機能の維持・向上を目的に体操や運動教室などを開催して皆さんの健康を維持するきっかけ作りを薬局でも出来たらと思っています。

という事で、今回は一つ体操を紹介させていただきます。
皆さんがよく知っている代表的な体操と言えば、
「ラジオ体操」
が思い当たるのではないでしょうか。
ラジオ体操は全身のあらゆる筋肉を使い、左右均等に動かすことができるので、肩こりの改善体のゆがみの改善内臓の活性化、そしてダイエットに効く、実は、物凄い体操なのです。しかし、ただ体操するだけでは効果は少ないです。正しい動きでしっかりと筋肉・関節を意識して行うだけで効果が倍増し全身が熱くなります。そして意外と疲れます。
今回は体操のポイントをお伝えします。

背伸びの運動は、よく背筋、そして肘を伸ばすべし。
ラジオ体操①

腕を振って足を伸ばす運動は、背筋を伸ばし、つま先立ちから始めるべし。
ラジオ体操②

腕を回す運動は、肘を伸ばして大きく回すべし。
ラジオ体操③

④体をそらす運動は、胸を開き、背中の伸びを感じて肺に空気を送る感覚で行うべし。
ラジオ体操④
⑤体を横に曲げる運動は、わき腹(肩~腰)をしっかり伸ばすべし。
ラジオ体操⑤
⑥体の前屈運動は、肩の力を抜き、背骨一つ一つを曲げ頭まで曲げていく意識で行うべし。
ラジオ体操⑥
⑦体をねじる運動は、肘を伸ばして、体のひねり(腰~肩)を意識して行うべし。
ラジオ体操⑦

少しでも体が熱くなってくると、効果が表れている証拠ですね。
寒くて家の中にいる事で運動不足になりがちな今の季節に是非、ラジオ体操を習慣化してみてはいかがでしょうか。
毎日行っている人の中には「風邪をひきにくくなった」「血圧や血糖値が下がった」「肩こり、神経痛、腰痛の症状が軽くなった」という声も聞かれています。
声を出して笑顔で行うとより効果的ですよ。
痛みのある方は無理をせずに行いましょう。心配のある方はかかりつけや最寄りの整形外科医にご相談ください。
これからも、私達は地域の健康に向けて役に立てる事を模索していきます。
以上、地域の健康コンサルタント調剤薬局にミッテルから運動に関するお知らせでした。

冬の日のアロマテラピー

大槻店 事務のSです。

いまでこそTVや日常会話などで「アロマ」「アロマテラピー」など、普通に使われていますが、私がアロマテラピーを学び始めた2006年ごろには「アロマって何?」と言われたものです。

アロマテラピーとは、
精油(アロマエッセンス)を用い心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法です。

植物の花や葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然素材が「精油」です。
この精油を使って、
① リラックスやリフレッシュを促す
② 健康を保ち、豊かな毎日を過ごす
③ 心と体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す
という“私”の生活には欠かせないものです。

精油を使用した芳香浴をすると認知症に効果がある、とメディアなどで話題になりました。商品が品切れになる程の社会現象でした。
朝はローズマリーとレモンの精油を使い、
夜はラベンダーとオレンジ・スィートの精油を使うと良いそうです。
私も好きな香りで、よく使用します。

嗅覚は、五感の中で唯一、脳へダイレクトに伝わります。

精油は、植物に含まれる芳香物質を抽出するため、大量に材料が必要になります。
それだけに一層大切に使いたいと思います。

植物によって構成する芳香成分が違います。
同じ植物でも、採れる季節や産地、年度、品種でも様々な違いがあります。

お店に行くと、たくさんの種類の精油が並んでいます。

聞きなじみのある「ラベンダー」「ペパーミント」「オレンジ」「ローズ」など。
手に取って、テスターの瓶を開けて香りを嗅いでみて下さい。

他にも知らない名前の瓶も嗅いでみましょう。

甘い香り、さわやかな香り、心にしみてくる香り。

きっと気になる1本があると思います。
できれば1本、2本購入して、いろいろな方法で使ってみましょう。

寒い冬におすすめなのが、「手浴」や「足浴」です。

磐梯熱海温泉や岳温泉などに無料の足湯がありますが、全身がぽかぽかしてきますよね。

自宅でも、ちょっとした道具があれば、冷えた体が温まって、のんびりくつろげることができます。

準備するものは、
・手や足が入る大きめの容器
・熱湯(差し湯も多めに)
・温度を調整するための水
・お気に入りの精油(無水エタノール5mlに1~3滴)
・床を汚さないようにマット類
・タオル
・もっとくつろぐならひざ掛け

① 容器に熱湯と水を入れて、ちょっと熱いかな?と思う温度にします。
② 精油を入れます。できれば1~3種類などブレンドがおすすめです。
③ 撹拌して手や足を入れます。
④ 香りがたって、部屋中が良い香りに包まれます。
⑤ 水温が下がってくるので、差し湯をします。
⑥ 再び香りがたってきます。
⑦ ペットを飼っている方は、精油入りのお湯を飲まれないようにご注意下さい。
⑧ タオルに精油入りのお湯でホットタオルを作って、目や首、肩に当てるのもおすすめです。
⑨ リラックス&リフレッシュできましたか?
⑩ タオルで手や足を拭いて、精油入りのお湯は流して捨てます。
精油があれば、使い道がたくさんあります。

・毎日の習慣になったマスクに、お気に入りの香りをまとわせてみる。
・トイレの芳香剤をお気に入りの香りで手作りしてみる。
・車やお部屋、下駄箱、クローゼットの香りをティッシュ1枚で変えてみる。
・作業や勉強に集中するために香りをコットンに落としてみる。
いろいろ試して、いろいろなブレンドにも挑戦して下さい。

今はネットや書店の棚でアロマテラピーをいろいろ調べることができます。
http://www.aromakankyo.or.jp(日本アロマ環境協会)

ご自分やご家族などの心身の健康や美容に役立てて下さい。

郡山にある地域の健康コンサルタント調剤薬局ミッテルから
冬の日のアロマテラピーについてでした。