冬の日のアロマテラピー

大槻店 事務のSです。

いまでこそTVや日常会話などで「アロマ」「アロマテラピー」など、普通に使われていますが、私がアロマテラピーを学び始めた2006年ごろには「アロマって何?」と言われたものです。

アロマテラピーとは、
精油(アロマエッセンス)を用い心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法です。

植物の花や葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然素材が「精油」です。
この精油を使って、
① リラックスやリフレッシュを促す
② 健康を保ち、豊かな毎日を過ごす
③ 心と体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す
という“私”の生活には欠かせないものです。

精油を使用した芳香浴をすると認知症に効果がある、とメディアなどで話題になりました。商品が品切れになる程の社会現象でした。
朝はローズマリーとレモンの精油を使い、
夜はラベンダーとオレンジ・スィートの精油を使うと良いそうです。
私も好きな香りで、よく使用します。

嗅覚は、五感の中で唯一、脳へダイレクトに伝わります。

精油は、植物に含まれる芳香物質を抽出するため、大量に材料が必要になります。
それだけに一層大切に使いたいと思います。

植物によって構成する芳香成分が違います。
同じ植物でも、採れる季節や産地、年度、品種でも様々な違いがあります。

お店に行くと、たくさんの種類の精油が並んでいます。

聞きなじみのある「ラベンダー」「ペパーミント」「オレンジ」「ローズ」など。
手に取って、テスターの瓶を開けて香りを嗅いでみて下さい。

他にも知らない名前の瓶も嗅いでみましょう。

甘い香り、さわやかな香り、心にしみてくる香り。

きっと気になる1本があると思います。
できれば1本、2本購入して、いろいろな方法で使ってみましょう。

寒い冬におすすめなのが、「手浴」や「足浴」です。

磐梯熱海温泉や岳温泉などに無料の足湯がありますが、全身がぽかぽかしてきますよね。

自宅でも、ちょっとした道具があれば、冷えた体が温まって、のんびりくつろげることができます。

準備するものは、
・手や足が入る大きめの容器
・熱湯(差し湯も多めに)
・温度を調整するための水
・お気に入りの精油(無水エタノール5mlに1~3滴)
・床を汚さないようにマット類
・タオル
・もっとくつろぐならひざ掛け

① 容器に熱湯と水を入れて、ちょっと熱いかな?と思う温度にします。
② 精油を入れます。できれば1~3種類などブレンドがおすすめです。
③ 撹拌して手や足を入れます。
④ 香りがたって、部屋中が良い香りに包まれます。
⑤ 水温が下がってくるので、差し湯をします。
⑥ 再び香りがたってきます。
⑦ ペットを飼っている方は、精油入りのお湯を飲まれないようにご注意下さい。
⑧ タオルに精油入りのお湯でホットタオルを作って、目や首、肩に当てるのもおすすめです。
⑨ リラックス&リフレッシュできましたか?
⑩ タオルで手や足を拭いて、精油入りのお湯は流して捨てます。
精油があれば、使い道がたくさんあります。

・毎日の習慣になったマスクに、お気に入りの香りをまとわせてみる。
・トイレの芳香剤をお気に入りの香りで手作りしてみる。
・車やお部屋、下駄箱、クローゼットの香りをティッシュ1枚で変えてみる。
・作業や勉強に集中するために香りをコットンに落としてみる。
いろいろ試して、いろいろなブレンドにも挑戦して下さい。

今はネットや書店の棚でアロマテラピーをいろいろ調べることができます。
http://www.aromakankyo.or.jp(日本アロマ環境協会)

ご自分やご家族などの心身の健康や美容に役立てて下さい。

郡山にある地域の健康コンサルタント調剤薬局ミッテルから
冬の日のアロマテラピーについてでした。

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