朝に歩く

どうも皆さんこんにちは。ミッテル富田店の薬剤師Nです。

皆さんは血圧が高いとか、血糖値が高いとか、コレステロール値が高いとか、骨密度が低下しているだとか、夜の寝付きが悪いとか、そんなお悩みはないですか?
この悩み全てある事で解消できる“かも“しれませんよ。

その方法は散歩です。

散歩する時間帯は朝がおすすめです。
朝に散歩をするメリットを紹介します。

セロトニンの分泌
セロトニンは朝から日が沈む夕方まで分泌されるホルモンで、
日光を浴びる、リズム良く身体を動かすと分泌が促されます。
セロトニンが活性化すると、精神が安定し、脳が活性化します。

また、メラトニンというホルモンの生成にセロトニンが使われています。覚醒から14〜16時間経過すると分泌が始まります。
メラトニンとは“睡眠ホルモン“とも呼ばれ、体温を下げて自然な睡眠に導いてくれる働きがあります。

メラトニンは年齢とともに分泌量が低下していくので、メラトニン分泌量の低下が朝早く起きてしまったり、途中で起きてしまったりする原因になるのです。

散歩をすることで、この2つのホルモンの分泌を増やし正しい生活リズムに戻していきましょう。

ビタミンDの合成
ビタミンDは腸からのカルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にしてくれる働きがあります。
15〜30分紫外線に当たるとビタミンDを1日分生成すると言われています。

朝から日光を浴びて身体を動かしながら、骨粗鬆症による骨折の対策にもなりますね。

血圧や血糖値、コレステロール値が高く、医者から痩せるよう言われている皆さん。
朝は血糖値が低いため、脂肪燃焼させやすく基礎代謝が上がるので痩せやすい身体になっていきます。
散歩は20分以上歩くことで有酸素運動になるので、できれば30分を目安で歩くのが良いです。
週に1回でも効果があると言われています。
無理をすると3日坊主になってしまうので、自分のペースでやってみましょう。

郡山にある地域の健康コンサルタント調剤薬局ミッテルからのお話でした。

マスクの選び方

こんにちは ミッテル桑野店事務Sです。
コロナも少しずつですが落ち着いてきて
R5年3月13日からマスクの着用が個人の判断となりました。
しかし、医療機関などに受診する際にはマスクの着用が推奨されています。
薬局ではマスクのサイズや違いなど患者様から質問を受けることがあります。
そこで、今回はマスクの選び方についてお話ししたいと思います。

マスクを購入する際に袋や箱のパッケージの表記を気にされたことはありますか。
その中でも「PFE・BFE・VFE」の表示がされているものがあるかと思います。

「PFE(Particle Filtration Efficiency):微粒子捕集(ろ過)効率試験」
インフルエンザ、ウイルス単体、結核菌ウイルスなどの約0.1㎛サイズの粒子のろ過効率です。

「BFE(Bacterial Filtration Efficiency):バクテリア飛沫捕集(ろ過)効率試験」
花粉や咳、くしゃみに伴う水分を含んだ約3㎛サイズの粒子のろ過効率です。

「VFE(Viral Filtration Efficiency):ウイルス(ろ過)効率試験」
一般的なウイルスやウイルスを含んだ飛沫などの約0.1~5㎛サイズの粒子のろ過効率です。

これらの表記はマスクのフィルター部分の性能を表しているもので、ウイルスや花粉などがフィルターを通してどのくらいろ過できているかを示しています。
そのためこの数値が大きいほどマスクバリア率が高いものになります。

例えば、インフルエンザ対策などには「PFE・VFE」
花粉の予防などには「BFE」が高いものを選んでみてください。

しかしマスクの性能がいいものを購入しても、自分に合うサイズを付けなければ効果が下がってしまいます。
鼻や頬に隙間ができてしまったり、顎までしっかり覆われていなければ性能がよくても無意味になってしまいます。
ご自身で簡単にできるサイズの測り方があるので参考にしてみてください。

①右手か左手どちらかでL字型を作ります。

②親指で耳の付け根の一番高いところを、人差し指で鼻の一番高いところから1センチずらした所を同時に押さえます。

③親指から人差し指までの直線距離を測り、マスクのサイズにあてはめます。

おすすめサイズ
                

  •   9~ 10cm ⇒ 子供用サイズ
  • 10.5~12.5cm ⇒ 小さめサイズ
  • 12~14.5cm ⇒ 普通サイズ
  • 14cm以上 ⇒ 大きめサイズ

参考:日本衛生材料工業連合会

上記を参考に自分に合うマスクを選んでみてください。
またマスクの種類やサイズなど分からないことがあれば、
お気軽にスタッフまで相談ください。

郡山にある地域の健康コンサルタント
調剤薬局ミッテルからのお知らせでした。

骨粗鬆症について

こんにちは、ミッテル大槻店事務Sです。
今回は、骨粗鬆症についてお話したいと思います。

骨は、体を支え、頭や内臓を守り、血液を作り、カルシウムを蓄える大切な役割をしています。骨は、日々新陳代謝を繰り返していて、加齢とともに骨を作る作用より壊す作用が優位になり20歳頃をピークに骨密度が減って骨がもろくなります。

「骨粗鬆症」とは、骨の強度が低下して骨折しやすくなる骨の病気をいいます。
高齢者や閉経後の女性、骨密度低下を招く生活習慣がある人、自覚症状がある人は要注意です。つまずいて手やひじをついたり、くしゃみをした等わずかな衝撃で骨折してしまうことがあります。

皆さん、このような症状はありませんか?
1.以前より身長が低くなった
2.背中や腰が曲がってきた
3.背中や腰に痛みを感じる

➡ひとつでもあてはまれば、骨粗鬆症の可能性があります
 医療機関での検査をおすすめします

◆骨粗鬆症は予防が大切な病気です。

⑴食生活の改善
①タンパク質・カルシウム・ビタミンD・ビタミンK・マグネシウムをバランスよく摂取する。
 1.タンパク質(脂の少ない肉・魚・卵・乳製品・大豆食品)
 2.カルシウム(大豆製品・乳製品・小松菜など青菜・ちりめんじゃこ・ひじき)
 3.ビタミンD(きのこ・青魚)
 4.ビタミンK(納豆・ほうれん草など青菜・鶏肉・わかめ)
 5.マグネシウム(大豆製品・あさり・海藻・ナッツ類)
②加工食品と嗜好品は摂り過ぎに注意する。
 インスタント食品・スナック菓子・アルコール・喫煙・コーヒー・紅茶
③無理なダイエットはやめて適正体重を維持する。(やせすぎない)

⑵運動の習慣
①ウォーキングなど自分に合った運動を正しいやり方で毎日続ける。
②仕事や家事など日常生活や趣味の中で身体を動かす。
③1日30分程度日光によく当たり、なるべく屋外で運動する。
④エレベーターやエスカレーターを使わず、転倒に注意しながら階段を利用する。

⑶生活の注意点
①家での転倒を防ぐため、段差をなくす。暗い中を歩かないように照明をつける。
②電気器具のコードなど、つまずきの原因になるものは片づける。

このように様々な予防の方法や注意点があります。すべてクリアする事は難しいかもしれませんが、できそうなことからトライしましょう。

また、当店では以下のようなカルシウムやビタミンが摂取できるお菓子や飲み物も販売しております。ぜひ、お買い求めください。

 




「カルシウムを積極的に摂りましょう」

処方箋がない方でも、ご相談のある方はお気軽にお立ち寄りください。

また、気になる事がある際はお電話でご相談ください。
TEL 024-961-7600

郡山にある地域の健康コンサルタント
調剤薬局ミッテルからのお知らせでした。

視力検査

安積店の薬剤師のHです。
視力検査の時、なんとなく見えるけど
答えていいのか迷う事ってありませんか?
例えば下の図のように見えた時




なんとなく右だとわかるけど、
ハッキリとはわからない。
これを答えたら、本当の視力よりも良い判定にされて
ちゃんとした検査にならないんじゃないか。
とか考えることってないですか。

視力検査で使うこの「C」に似たマークは、
ランドルト環と言います。
実は一般的な視力検査では、このCのマークが
どの方向を向いているか一瞬でもわかれば
答えてしまって大丈夫です。
なぜかと言うと、この視力検査で計っているのは
いわば「視力の最大値」だからです。

そもそも視力とは何でしょう。
日本大百科全書によると、「目の解像力であり、
実際には2点を2点として識別できる能力をいう」
とあります。
ちょっとわかりづらいですね。
例えば黒い点が1つだと、目が悪くてぼやけても
点が1つあることが分かります。


しかし点が2つあると、目が悪い場合は
これが1つに見えてしまいます。

ランドルト環のCの隙間は、点と点の隙間を意味しています。
うっすらでもぼんやりでも、隙間が見えているということは
2つの点をちゃんと識別できているということです。

ぼんやりとでも見えているのに、
「見えない」「分からない」と答えてしまうと
かえって正確な視力が測れなくなるので注意してください。
郡山にある地域の健康コンサルタント
調剤薬局ミッテル
からのアドバイスでした。

12月の健康教室~運動、音楽、野菜・お菓子の販売~

12月6日の健康教室は、初の試みで運動だけでなく、他社さんのご協力のもと音楽鑑賞と野菜・お菓子の販売も行いました。いつもの様に全身のストレッチ、筋力強化、脳トレになるグーパー体操で全身を動かした後は、キーボード・ギターの演奏に合わせ歌を歌い、少しでも参加された皆さんにとって癒しの空間になったのかなと思います。野菜・お菓子にも興味を持って頂き、大いに盛り上がった素敵な空間でした。




これからも、このようなイベントを通して地域のための薬局として、健康増進を図っていきたいと考えております。

今回参加頂いた方、ありがとうございました。ご協力して頂いた素晴らしい皆さんのおかげで大成功でした。感謝いたします。

健康教室は、どなたでも参加できますので、ぜひ、お問い合わせ頂けたらと思います。

意外と簡単!血糖値を上げないためのポイント~食事編~

開成店の薬剤師Sです。

健康診断などで「血糖値が高いですね」と指摘されたことはありませんか?
言われたことはあるけど、どうしたらよいかわからない方も多くいると思います。

血糖値をコントロールするためには食事と運動のバランスが大切です。
今回は食事に着目して、血糖に良い食事方法をご紹介をします。

【血糖を上げないための食事のポイント】

①野菜料理を1品増やして、野菜から食べる
野菜を先に食べることで血糖値の上昇が緩やかになるため、高血糖予防に効果があります。

②水やお茶をしっかり飲む
脱水の状態は高血糖を助長します。こまめに水分補給する習慣を身につけましょう。

③かむ回数を5回増やす
かむ回数を増やす工夫として、食事の時間に余裕を持つ、食事を大きめに切る、歯ごたえのある食材を選ぶなどがあります。

④食後2時間以上あけてから寝る
健康な人は食後2時間後には血糖値が正常値に戻ります。
しかし、食事と就寝までの時間が短いと血糖値が高い状態で寝ることになり、寝ている間もその状態が続きやすくなってしまいます。

⑤夕食後すぐに歯を磨く
歯磨きをした後は、食べたい気持ちが抑えられると思います。
夕食後の歯磨きをできるだけ早く行い、夕食後のダラダラ食いを避けましょう。

血糖値が高い状態が続くと血管が傷つき、合併症の原因となります。
また、血管が傷ついてしまうと、程度によっては血糖値を良好にしても血管や臓器が元の状態に戻らない場合もあります。
そうならないために今回ご紹介した食事方法をぜひ実践してみてください。

最後に、今回参考にさせていただいた著書の紹介です。
血糖値や、糖尿病を防ぐためのポイントについて詳しく書かれています。
気になった方はぜひ読んでみてください。

郡山にある地域のコンサルタント
調剤薬局ミッテル
からの紹介でした。

第3回健康教室は、いつの間にかスマホ講座になりました

理学療法士の高橋健輔です。11月10日に健康教室を開催しました。
コロナが流行ってきており、キャンセルの方も多かったので、開催するかどうか迷いましたが、少しでも来て下さる方の役に立ちたいという思いから、いつもより感染対策を実施して行いました。
内容は前回同様、全身運動と脳トレ体操を実施。前回開催から1カ月しか経っていないからか、参加頂いた方の動きの再現性もよく確実に運動能力が向上しているなと感じました。
休憩時間には、スマートフォンでの検索の仕方がわからないという話から、いつの間にかスマホの使い方教室になりましたが、参加頂いた方にとって安心して頂けたのかなと思います。参加人数が少なかったからできた事であり、少しでも参加者のニーズに応えられたのではないかと感じ、少ない人数でも開催してよかったと思いました。
ミッテルは、薬の事はもちろん、地域の方の様々なニーズに応えられるよう、これからも、地域に根ざした薬局を目指していきます。
ご参加いただいた方々、ブログを見て下さった方、ありがとうございました。


正しいうがいの仕方について

桑野店事務のHです。

コロナウイルスの影響でマスクの着用や手洗い・うがいなどの感染対策が重要視されるようになりました。
中でも、うがいは空気中の細菌やウイルスから身を守るために重要ですが、誤ったうがいの仕方だと十分な効果が得られません。
今回はうがい薬を使用した正しいうがいの仕方についてお伝えします。

うがい薬には主にヨウ素(ポビドンヨード)を配合するうがい薬、セチルピリジニウム塩化物水和物を配合するうがい薬、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物を配合するうがい薬があり、成分によって効果が異なるため、目的や症状にあった成分のうがい薬を選ぶ必要があります。

◎ヨウ素(ポビドンヨード)を配合するうがい薬

  • ポピドンヨードは細菌やウイルスに対し効果的で幅広い殺菌、消毒作用がある
  • 濃い茶色が特長(衣類につくと落ちにくい)
  • 甲状腺の病気や妊娠、授乳中の方、ヨードアレルギーの方は使用前に医師や薬剤師に相談しましょう

◎セチルピリジニウム塩化物水和物を配合するうがい薬

  • ポビドンヨード同様に優れた殺菌・消毒作用がある
  • 喉の炎症を予防する作用もあり、トローチにも配合されている
  • CPCと表示されていることもある
  • ヨウ素の匂いや味が苦手な方におすすめ

◎アズレンスルホン酸ナトリウム水和物を配合するうがい薬

  • 喉の痛みや腫れに効果的で抗炎症作用がある
  • 青色が特長
  • 副作用も少なく、こどもからお年寄りまで幅広く使える

正しいうがいの仕方について

①うがいをする前に手を洗いましょう

 
ハンドソープなどの洗浄剤を使い、手についた菌やウイルスを
30秒以上かけてしっかり洗い落としましょう。
特に指の間や親指の付け根、爪の周囲など意識して洗うよう
にしましょう。

② うがい薬を適量の水で希釈する

うがい薬を希釈する場合、ご自身の好みで薄めたり濃くしたり
すると薬の効果が十分に得られない可能性があります。
うがい薬の種類によって希釈する濃度が異なりますので、必ず
使用するうがい薬のパッケージを確認して適切な濃度で使用
するようにしましょう。

③ 1度目のうがい (ブクブクうがい)

ブクブク

うがい薬を口に含み左右交互に頬を膨らませブクブクうがい
をして吐き出しましょう。
食べかすや口の中の汚れを取るため比較的強くうがいする
ようにしましょう。

④ 2度目、3度目のうがい (ガラガラうがい)

ガラガラ

うがい薬を口に含んで上を向き、のどの奥までうがい液が
届くように約10~15秒程度ガラガラうがいをして吐き出
しましょう。
これを2度繰り返しましょう。

これからコロナウイルスだけでなく、風邪やインフルエンザが流行する季節
になっていきます。
正しいうがいをして健康な毎日を過ごしましょう!

郡山にある地域の健康コンサルタント
調剤薬局ミッテル
からのアドバイスでした。

健康教室で盛り上がりました

10月6日(木)、ミッテル富田店では、運動メニューを中心とした健康教室が開催され、4名の方にご参加頂きました。
頭頚部の運動から始まり、肩・腰背部・股関節・膝関節、そしてつま先までの全身の運動を進め、皆さんとても積極的に活動されていました。「熱くなってきた」「いや~効くね」「薬局内でこんなに汗かくとは思わなかったよ」等の感想が聞かれ、薬局の待合室が熱気で溢れました。また、今回は新たに脳トレ運動も取り入れてみた所、これがまた、大盛りでした。「できないよ」「難しいよー」と言いながらも、なんとかやってみる皆様の取り組む姿勢が脳に刺激を与え、活性化していきます。「完璧にできなくてもいいので、やってみる事が大切です」という事を伝えつつ、楽しく和気あいあいとした雰囲気で運動することができました。最後はこの健康教室定番の「上を向いて歩こう」を歌いながら足踏み運動を行い、盛り上がった所で健康教室を終えました。
お薬の相談も出たので、薬剤師が対応して下さり、参加された方にとって有意義な時間になったのではないかなと思います。
今回参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。次回は、なるべく間が空かない内に、開催したいと思います。